名義貸しとは
「車が買いたいんだけど~、いろいろあって~、チョット名義を貸してくれない?」なんて頼まれて名義だけ貸しても、それはあなたが契約したことになります。
だからその本人が払わない、知らないと言えば、当然あなたに支払いの催告が来ます。
物を自分の名前で買えないという人は、何かトラブルがあると考えるのがまず妥当でしょう。
こういった、いわゆる名義貸しは言語道断の絶対にしてはいけないことなのです。
つまり、名義貸しは、名義を貸したあなたが契約をしたことになるのです。
親しい間柄だとなかなか断ることもできませんが、事情をよく聞いた上で相談にのることが肝心です。
現在では携帯電話の契約において、それを使用する者がその本人の名義ではなく、友人や他人の氏名を使って契約をすることがよくあります。
名義を知らない内に使われることもありますが、名義を借りる人間に対して、名義を貸してくれれば1台に付き数万円を払い、携帯の使用料はこちらが払うので心配ないなどと言って契約してしまう場合があります。
しかし、約束通りのお金が貰えなかったり、携帯の使用料まで支払うことが殆どです。
こういった形で契約された携帯は、オレオレ詐欺などに悪用されることがあるので、絶対に手を貸してはいけません。
また、消費者金融などのカード会社は、カードを第三者に貸すことを禁止しています。
したがって、カードを貸しお金を引き出されても、その返済はあなたがしなければならないのです。
カード会社にいくら抗議しても、後のお祭りということなのです。
消費者金融会社は、普通の人なら、まず簡単に審査に通り、すぐにでもお金を貸してくれるでしょう。
しかし、ここが大きな落とし穴なのです。
現在は、登録をしている正規の消費者金融(サラ金)の利子は最高でも年18%です。
しかし、この利子であっても、1回当たりの返済額が少なければ、元本がなかなか減らず、殆どが利子の返済ということになってきます。
返済を多くするには、また別の消費者金融から借金してこなければならず、ついには自転車操業となり、自己破産という結末が待っているのです。
いつでも簡単にお金が借りれるから便利だなどと、特に若い人がカードを持つケースが多いようです。
借りるのはいいのですが、返すことまでしっかり考えていないと本当に大変なことになるのです。
「計画的に借りましょう」などと、芸能人を使って宣伝をしている消費者金融会社がたくさんありますが、安易に借りにきた消費者には、もっと厳しく貸し出して頂きたいものです。
そうは言っても、お金を貸すのが消費者金融の仕事ですから、やはり気を付けなければならないのは消費者の側です。
パチンコや競馬、競艇など、日本にも賭け事でお金を儲けることはできますが、どうか熱くなり過ぎないように注意して下さい。
初回無料メール相談受付中